今回はこの人!
1971年に新潟鉄道局から阪急に入団。期待はされていたものの入団から7年で6勝しか挙げられなかった。
8年目となった1978年、5月の南海戦に先発する際、コーチからお酒を渡され、それを飲み登板したところ、今までとは別人のように好投した。
そして迎えた1978年8月31日のロッテ戦。リー兄弟や有藤らの強打者が並ぶ打線相手に一人のランナーも出さず、完全試合を達成する。
その後は阪急の投手陣を支え、1981年に最多勝(19勝)、1984年に最多勝(21勝)・最優秀防御率(2.93)を獲得。
1991年にダイエーに移籍し、その年に引退。実働21年と息の長い選手であった。
パワナンバー:13600 50219 81196
査定
基礎能力
2つのタイトルを獲得した1984年を中心。
球はそんなに速くなく球威で勝負するタイプ。
与四球率からコントロールはB。
1試合平均の投球回数は6後半だが、完投数よりAに。
決め球はシュートと言うことで、存分に威力を発揮してもらいたいので5に。
特殊能力
ケガしにくさB
21年間大きなケガをしていない。
重い球
球の球威がウリとのこと。
尻上がり
完投数の多さから。完全試合も達成しているので。
球持ち
一発
1984年は比較的低いが、基本毎年被本塁打率が1を超えているので。
調子極端
1984年月別防御率が最も良い4月1.50に対し、最も悪いのが6月5.76であり4点以上の開きがある。