パワナンバー：11700 22185 00521
1967 .246(256-63) 11本 30点
経歴
敦賀高校-明治大学-阪神タイガース(1963-69)-近鉄バファローズ(70-73)-大洋ホエールズ(74)-阪神タイガース(75引)
阪神タイガース(1975-76)(75年は兼任コーチ)
阪神など3球団で活躍した捕手。愛称は「ヒゲ辻」。1963年にプロ入り。64年には開幕マスク、93試合に出場しリーグ優勝に貢献。
1966年の日米野球にて、ドジャースのジョン・ローズポロ選手の気迫溢れるプレーに感銘を受け、ローズポロのようなヒゲを伸ばし始める。当時はヒゲを生やす選手はいなかったため、辻がヒゲを生やしたプロ野球選手第1号になったとも。また同時期に阪神に在籍した辻恭彦選手と区別するため、「ヒゲ辻」の愛称がつけられる。
1970年に近鉄へ移籍し19本塁打をマーク。その後は梨田昌崇選手や有田修三選手の台頭により出番が減少。1974年には大洋へ移籍。翌1975年には前述の辻選手と同じ名字の選手同士でのトレードで阪神に復帰。1軍バッテリーコーチ兼任であったが、同年限りで選手としては引退する。
査定
キャッチャーC
完投数46はリーグ2位。バッキー、村山実といった当時のエースをリード。
送球A
肩は強くないものの、正確な送球で盗塁を阻止。
※追記
盗塁阻止率 68年.519(54-28) 70年.427(89-38) 71年.424(99-42) いずれもリーグトップ。
逆境○、サヨナラ男
同点またはビハインドでのHRが4本、サヨナラ打1本。
特に4月30日の試合では1点ビハインドの11回裏に同点HR、2点ビハインドの17回裏二死満塁から同点タイムリー。
1968年にもサヨナラ本塁打あり。
悪球打ち、三振
四球16、三振62
